半年前のこと。ファイナンシャル・プランナーとしてお仕事をさせていただきながら、大切な家族のためにも健康に気をつけた生活を送っていますが、「両足の親指がしびれているなぁ…」ふと、こんな症状が出た時がありました。インターネットで調べてみると、親指の足のしびれは糖尿病や痛風の症状かもしれない、というようなことが書かれていました。「いやいや、2か月前の健康診断はすべてA判定で問題があるところはなかったし…」という思いもありましたが、しびれが1週間続いたことでさすがに不安になり、現在加入の生命保険に無料で付帯している“健康・医療相談サービス”に電話をしてみました。まずは手元に保険証券を用意しておきます。フリーダイヤルに電話するとオペレーターが対応してくれて、契約している保険の証券番号と健康に関する相談だと伝えます。そして、症状を伝えると、対応できる看護師がいるかどうかを確認。看護師さんに電話を取り次いでくれました。そして看護師さんには1週間前から両足の親指が痛いことを伝えた上で丁寧なヒアリングがあり、“医師ではない”ことを前提に「背骨もしくは腰からきている痛みかもしれません」と話してくださり、整形外科に行くのは良いのではないかという提案をしてくれました。私自身もこのような場合には、内科と整形外科のどちらを受診するべきか悩んでいたため、とても心強い判断材料になったこともあり、医療機関を受診する前に1度相談してみるのはとても良いのではないかと感じました。
このようなサービスは保険会社により提携している会社は異なりますが、例えば①24時間電話健康相談②セカンドオピニオン③糖尿病専門サポートなどがあります。24時間電話健康相談では健康や医療だけではなく、介護、育児、こころの相談などをすることもできますし、医療機関情報を教えてもらうこともできます。・どんな病気が考えられて、どんな治療があるか・最新の治療、専門医・飲んでいる薬の副作用・夫婦の問題、子育てストレス・対人関係の悩み・寝たきりのお年寄りの介護など、その他多くの相談にのってもらえます。以外によくある相談としては、「最近、病院へお見舞いに行くのに生花を持っていってはいけないと言われているが、何を持っていったらいいの?」という相談などもあるそうです。また、夜から朝方にかけては、子育て世代のお母さんから子供の状態が急変した時の対処法などについて問い合わせが多くなるようです。
セカンドオピニオンサービスでは総合相談医と面談し、現在の診断の見解や今後の治療方法などの意見をもらうことができます。現状、青森では受けることができないため、仙台や東京などに足を運び、総合相談医と面談することにはなりますが、セカンドオピニオンを受けることで新たな治療方法が提示され、治療の選択肢が広がることもありますし、自分の症状や希望に合った治療方法を探すことができるので、より安心して治療にあたることができるようになります。また、自覚症状が現れにくく、放置すると失明、人工透析、足壊疽などになってしまう『糖尿病』になる前の早期発見・早期治療を受けられるようにサポートしてもらえます。これらのサービスは独自に契約すると、毎月それなりの費用がかかります。加入している保険に付帯していれば、特に健康相談サービスは病院などに行く前の「ファーストオピニオン」として有効活用し、ご自身や家族が心身ともに健康な生活を送れるように役立ててみることをお勧めします。